全国高校eスポーツ選手権によって日本の教育界はどのように変革したのか！
～その核心推進者が語るeスポーツの教育的意味と今後の展望～

eスポーツは、単なる電子ゲームを競技として昇華させただけでなく、様々な形で教育的効果をもたらしています。その教育活動を推進したのは北米教育eスポーツ連盟(NASEF ：North America Scholastic Esports Federation)ですが、主に高校生や中学生に対して、ただeスポーツをさせるだけでなく、学習や教育を促進するための効果的ツールとして活用し、 次世代を担う生徒たちの知能向上、さらには社会性・情動性を育むソーシャル・エモーショナル・ラーニング（社会的感情学習）などをはじめとする教育を支援しています。
日本ではNPO法人ナセフ JAPAN(北米教育eスポーツ連盟 日本本部)が、北米本部の理念に基づいてeスポーツを通じた次世代日本を担う中高生の健全育成を促進し、デジタル人材の育成に資する活動を実践しています。その活動の一環として、株式会社サードウエーブが全国の高等学校にゲームPC環境整備の支援活動を行うことを通じて全国の高等学校にeスポーツ部を産み出すとともに、全国高校eスポーツ選手権を筆頭に様々なeスポーツ大会を開催するなど、教育現場へのeスポーツの普及促進が図られているところです。
今回のウエビナーでは、ナセフJAPANならびにサードウエーブの両役員として、日本におけるこれらのeスポーツ教育活動の中核を担ってこられた前田雅尚氏をお招きして、これまでのeスポーツ普及活動（映画、選手権大会、地方再生とふるさと納税、ナセフと教育など）について解説していただくとともに、今後の展望を開陳していただきます。