「eスポーツ」を通して高校生の成長に寄与し社会で活躍する人材育成

　日本の15~19歳のティーンエージャー人口は582万人（出典：総務省統計局2019年）。その内、ゲーム人口は7割にあたる429万人（出典：ファミ通ゲーム白書2020）といわれています。
　まさにゲームは若者のライフスタイルの一部となっている現実に対し、社会通念上、好ましくないものとして目を背けたり、蓋をするというような風潮はないでしょうか？
　ゲーム大国である北米に於いても同様の傾向があるなかで、高校生たちが一番興味を持っていることをむしろ積極的に利用して教育や人材育成につなげる活動を行い、実績を上げてきたのが北米教育eスポーツ連盟（NASEF　カリフォルニア州）です。
　その活動ノウハウとコンテンツを日本の教育現場にフィットした形で導入し、「高校生の人材育成と国際化に寄与したい」という想いで北米教育eスポーツ連盟 日本本部（NASEF JAPAN）が2020年11月設立されました。
　今回はその理念に基づいたNASEF JAPANの活動と、具体的な取り組みについてご紹介頂きます。